現地時間12月14日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝が行なわれ、フランス代表とモロッコ代表が対戦。2-0で前者が勝利を収めた。

 グループステージではベルギー、クロアチアを擁するグループFを首位で通過したモロッコは、決勝トーナメント1回戦ではスペインをPK戦の末に下し、準々決勝ではポルトガルを1-0で破った。アフリカ勢初のベスト4進出を果たしたモロッコだが、前回王者フランスの前では1点が遠いまま、試合終了のホイッスルを聴くこととなった。

 しかし、最後まで諦めなかったモロッコ代表の選手たちには称賛の声が上がっている。現地で観戦していたことをSNSで報告した元ドイツ代表MFメスト・エジルは、「モロッコの歴史はまだこれからも作られていく。続いていく。チームは全力を尽くした。モロッコ人はみな、誇りに思うだろう」とコメント。エジプト代表のモハメド・エルネニーも、自身のTwitterを通じて「ありがとう、モロッコ。君たちは僕らに誇りをもたらした」と称賛した。
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 そして、元ナイジェリア大統領アブバカル・ブコラ・サラキ氏も、Twitterを通じて「この数週間、アフリカ大陸全体が、W杯でベスト4に進出し、咆哮したモロッコに誇りを抱いている。今日の結果は負けでも、その事実は変わらない。アフリカは君たちを誇りに思う」と綴った。

 現地メディア『Al Jazeer』のレポーターであるアッシャー・コムギシャさんは「カタール大会はモロッコ代表の最高の舞台だ。アトラスのライオンたちはクオリティ、強いハート、断固たる決意を示した。彼らのハードワークがもたらした、信じられないようなショーだ」と賛辞を贈った。

 準決勝で敗れたモロッコは、同じくアルゼンチンに敗れたクロアチアと、17日に3位決定戦で対戦する。ダークホースとして名を馳せた彼らの今大会最後の舞台で、どのような戦いぶりを見せるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部