モロッコ代表を率いるワリド・レグラギ監督が、フランス代表戦を振り返った。フランス『RMC sport』が伝えた。
ここまで台風の目として躍進を続けるモロッコ代表は、14日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)準決勝で前回王者のフランスと激突。開始早々の5分にDFテオ・エルナンデスに先制点を献上すると、79分にもFWランダル・コロ・ムアニにもゴールを許して、0-2で敗れた。
ここまで躍進を続けてきたものの、前回王者の前に散ったレグラギ監督はその試合後、前半のパフォーマンスを嘆きならがも最大限の力を出し切った選手たちを評価。これまでやってきたことが無駄ではないとしている。
「最大限の力を出し切った。それが一番大事なことだ。ケガ人が何人か出て、ウォーミングアップで(DFナイフ・)アゲルド、ハーフタイムで(DFロマン・)サイス、(DFヌサイル・)マズラウィを失ったが、何も言うことはない。わずかなミスでツケを払ってしまった。うまく試合に入れず、技術的な無駄が多すぎて、2失点目で死んでしまった。だが、だからといって、それまでやってきたことが全て失われるわけではない」