ピッチ上で互いを称え合う姿が脚光を浴びたフランス代表FWキリアン・ムバッペとモロッコ代表DFDFアクラフ・ハキミ。ドレッシングルームへ引き上げた後のやり取りにも注目が集まっている。
【動画】通用口に腰を下ろし、肩を並べて語り合うムバッペとハキミ
14日のカタール・ワールドカップ(W杯)準決勝で顔を合わせたフランス代表とモロッコ代表。2大会連続の決勝進出を目指す前回王者フランスがテオ・エルナンデス、ランダル・コロ・ムアニのゴールで、アフリカ勢として初のベスト4進出を決めたモロッコを2-0で下した。
共にパリ・サンジェルマン(PSG)に所属し、普段から仲も良いムバッペとハキミ。試合後にはピッチ上でユニフォームを交換し、抱擁を交わした後、それぞれ交換したシャツを着用する姿が話題になった。
また、2人はピッチを離れた後も各々の想いを伝え合っていたようだ。『beIN SPORTS』は通用口の壁に背中を預けて座り込み、何かを語り合う2人の姿をとらえていた。
取材をしたキャリー・ブラウン氏によれば、ピッチ上でユニフォームを交換したムバッペは、ドレッシングルームでは自国に敬意を示すために一度脱ぎ、マクロン大統領の祝辞ののちに、ハキミのもとを訪れたとのこと。10分ほどこのまま話をしていたという。
2人の友情にはファンからも涙をこらえる絵文字のほか、「なかよし」、「友情は本物」、「私を泣かせないでよ」など、胸を打つとの声が上がっている。
【動画】通用口に腰を下ろし、肩を並べて語り合うムバッペとハキミ