FIFAワールドカップカタール2022・準決勝が14日に行われ、フランス代表がモロッコ代表を2-0で下した。試合後、フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が喜びと決勝戦への意気込みを口にした。FIFAの公式HPが同監督のコメントを伝えている。

 試合は5分、アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード/スペイン)の抜け出しからチャンスを作ると、最後はテオ・エルナンデス(ミラン/イタリア)がボレーシュートを沈め、フランス代表が電光石火の先制ゴールを記録。その後はモロッコ代表に押し込まれる時間帯もあったが、強固な守備で失点を許さず、時には鋭い攻撃で相手ゴールに迫る。79分にはキリアン・エンバペ(パリ・サンジェルマン)のドリブルからランダル・コロ・ムアニ(フランクフルト/ドイツ)が追加点を決めて勝負あり。フランス代表が2大会連続で決勝戦に進出し、史上3カ国目の連覇まで残り1勝となった。

 試合後、デシャン監督は「今日は間違いなく非常に重要な試合だった」と喜びを露わに。「だが、最後にもう1試合残されている」と続け、決勝戦に向けて気を引き締めている。

「選手と手を取り合って共に闘ったここまでのおよそ1カ月は、決して簡単なものではなかった。しかし、ここまで非常に充実し、楽しい時を過ごせている。ここまでの成功で選手たちが報われたことを嬉しく思っている。もちろん、日曜日にはタイトルを掴むため全力で準備を続ける」

「時間をかけて準備していくことをスタッフや選手たちには伝えている。1日1日のすべての瞬間に感謝し、この幸せを噛み締めなければならない。あと4日で、我々は世界一の称号を懸けて試合に臨むこととなる。この状況を楽しみながら、ワールドカップの最終戦に備えたい」

 FIFAワールドカップカタール2022・決勝戦は18日に行われる。1958年スウェーデン大会と1962年チリ大会でブラジル代表が成し遂げて以来、大会を通じて60年ぶりの連覇を狙うフランス代表は、アルゼンチン代表と対戦する。