モロッコ代表を率いるワリド・レクラギ監督が、14日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・準決勝のフランス代表戦を振り返った。15日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 試合は5分にテオ・エルナンデスに先制点を決められると、79分にはランダル・コロ・ムアニに追加点を許し、0-2で敗戦を喫した。

 試合を振り返ったレクラギ監督は『TF1』(フランス民間テレビ局)で、「ベストを尽くした。我々が成し遂げたことは、この敗戦によって失われるわけではない。良いサッカーを見せてきたし、モロッコには素晴らしいサポーターがいることも示せた」と、チームを称賛した。

 続けて、「私たちは、(ロマン・)サイスと(ヌサイル・)マズラウィの二人の負傷者が出てしまった。フランスのようなチームに対して僅かでも綻びを見せれば、それは命取りになる。後半は、失点してしまったが良い内容だったと思う」と、自身の見解を明かした。