アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、14日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・準決勝のモロッコ代表戦を振り返った。15日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 試合は5分にテオ・エルナンデスが先制点を挙げると、79分には途中出場のランダル・コロ・ムアニが追加点を記録し、2-0で勝利を飾った。

 試合を振り返ったグリーズマンは、「モロッコ代表には感銘を受けた。彼らは戦術的だったし、攻撃と守備をうまく機能させ、僕たちを苦しめた」と、今大会ここまで躍進を続けてきたモロッコ代表を称賛した。

 続けて、「僕たちは苦しめられたが、監督がいくつかチームに変化を加えた。(マルクス・)テュラムの投入は機能したし、左サイドのテオ(・エルナンデス)を助けた。とにかく、早い時間に先制できたのは良かったよ」と勝利のポイントを語った。

 また、決勝で対戦することとなったアルゼンチン代表についても自身の見解を語った。

「僕たちは、すべての試合を見てきたので、彼らのプレー方法を知っている。非常に難しいチームだ。彼らは素晴らしい状態にあり、僕たちのようにうまく組織化されている。簡単な試合にはならないだろう」