FIFAワールドカップ・カタール2022の準決勝でモロッコに勝利し、アルゼンチンとの決勝戦に進出したフランス代表。

前回大会の覇者でもあるが、4年前と比べれば怪我人があまりにも多い状況の中でも圧倒的な力を見せている。

今回はそのフランス代表から、ワールドカップのメンバーに入ることが出来なかった選手のベストイレブンを選んでみた。

GK:マイク・メニャン

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:ミラン

EURO2020ではウーゴ・ロリスに次ぐ第2ゴールキーパーとして招集されていた「マジック・マイク」。次世代の守護神に近い存在であるが、このところは怪我で断続的に離脱。その影響でメンバーから外れることになった。

右SB:ジョナタン・クロス

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:マルセイユ

20代後半になってからブレイクし、今年30歳で初めてフランス代表に招集された攻撃的ウイングバック。ネーションズリーグでは3バックシステムを使っていたため使われたが、ワールドカップでは4バックに戻されたために招集されず。

CB:ブレスネル・キンペンベ

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:PSG

パリ・サンジェルマン生え抜きのセンターバック。今回のワールドカップではレギュラーとしてプレーすることが期待され、メンバーにも入っていたものの、11月14日に怪我のため離脱。アクセル・ディザシに入れ替えられた。

CB:クレマン・ラングレ

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:トッテナム・ホットスパー

昨年まではフランス代表に定着していたクレマン・ラングレ。ただバルセロナで出番を失ったあたりから招集されなくなり、今夏トッテナムへと移籍するも信頼を取り戻すまでには至らなかった。

左SB:フェルラン・メンディ

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:レアル・マドリー

レアル・マドリーの左サイドバックとしてコンスタントに出番を得ているフェルラン・メンディであるが、フランス代表ではなかなか定着できない。今回は9月の試合で呼ばれたものの、本大会には選ばれなかった。

DMF:エンゴロ・カンテ

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:チェルシー

前回の大会でフランス代表をワールドカップを優勝に導いた功労者の一人。ただ8月のトッテナム戦で途中交代になったあと、ハムストリングの怪我がかなり重いものであることが判明。ワールドカップ出場は絶望的となった。

CMF:ポール・ポグバ

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:ユヴェントス

マンチェスター・ユナイテッドでは苦戦を続けていたが、フランス代表では常にいいプレーをしていたポグバ。今夏ユヴェントスに移籍してさらに復活を遂げるかと思いきや、アメリカツアー中に負傷…ワールドカップに間に合わせるために手術を回避したものの、それが災いして怪我を悪化させてしまったという。

右MF:フッサーム・アウアール

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:リヨン

ピーター・ボス監督の下で出場機会が減ったことで代表から遠ざかり、さらに今季は足首の負傷で出遅れてしまったアウアール。10月半ばに復帰してからは良いパフォーマンスを見せているが、ワールドカップには間に合わず…。

左MF:アントニ・マルシャル

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

2021年にはフランス代表で5試合に出場して1ゴールを決めたマルシャル。ただクラブレベルではこのところなかなか好パフォーマンスを維持できず。ベンゼマ離脱の際には緊急招集の噂もあったが、それはデシャン監督が断固否定していた。

OMF:クリストフェル・エンクンク

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:RBライプツィヒ

今世界で最も注目されている攻撃的MFと言えるエンクンク。ゲームメイクもできればストライカー顔負けの決定力も見せる万能アタッカーであるが、トレーニング中にカマヴィンガのタックルを受けて負傷。開幕前に離脱を余儀なくされた。

FW:ウィサム・ベン・イェデル

スゴすぎる選手層!フランス代表の「W杯にいないベストイレブン」

クラブ:モナコ

【写真】フランス代表「別の国にルーツを持つ伝説のスーパースター」10名

カリム・ベンゼマは正式にチームから除外されたわけではない…という報道もあるため、ここはベンイェデルを選ぼう。30代になってなお非常に頼れる小型なシュートマスターであるが、テュラム息子やコロ・ムアニの台頭によって枠を得られなくなった印象である。