クロアチア代表は現地時間12月17日、カタール・ワールドカップ（W杯）３位決定戦でモロッコ代表と対戦。フジテレビ系列の中継でスペシャル解説を務めた中村俊輔氏が、ルカ・モドリッチを称賛した。

　中村氏は前半のモドリッチが供給したパスについて、「何気ないボールなんですけど、あのようなパスが効いてくるんですよ」と効果的だと熱弁した。

「崩したボールが良いボールなのではなくて、ちょっとしたアウトサイドとか、外を見て中に出すとか、そういうのをジャブのように出していると効いてくるんですよね。相手の足が止まったり。何気ないプレーが良いですねモドリッチは」
 
　さらに続けて、クロアチアの英雄の今大会の活躍を次のように振り返った。

「今大会はさすがだなと。若いときよりは、いろんな体力面だったりが低下しているかもしれないですけど、それ以上の経験とゲームの流れを読む目みたいのを、自分だけではなくてチームのほかの人にも共有して、クロアチアやレアル・マドリ―を強くしているなという感じですね」

　試合は７分にヨシュコ・グバルディオルのゴールでクロアチアが先制も、その２分後にモロッコのアシュラフ・ダリが同点弾を挙げ、１－１のタイスコアで時間は推移している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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