17日、カタールワールドカップの3位決定戦で、クロアチアとモロッコが対戦した。

準決勝はともに悔しい結果に終わったものの、プレッシャーから解放された両チーム。この試合では、18歳でA代表初出場となるモロッコMFビラル・エル・ハヌスなど今大会出場機会の少ない選手もスタメンに名を連ねた。

試合は開始早々から動き、7分、デザインされたセットプレーから最後は今回大ブレイクしたヨシュコ・グヴァルディオルが頭で合わせてクロアチアが先制。しかし2分後、今度はモロッコが同じくセットプレーからアクラフ・ダリのヘディング弾が生まれあっという間に追いつく。

攻守にお互いアグレッシブな姿勢はその後も続き、42分にはミスラフ・オルシッチが左サイドから技ありのシュートを決め、クロアチアの1点リードで折り返した。

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お互い今大会7試合目ということもあり、後半は満身創痍。負傷者もそれぞれ出たなかで、最後まで戦い抜き、結果は2-1のまま前回準優勝のクロアチアが98年以来となる3位で大会を終えた。