現地時間12月17日、カタール・ワールドカップ(W杯)の3位決定戦が行なわれ、準決勝でアルゼンチン代表に0-3で敗戦を喫したクロアチア代表と、フランス代表に0-2で敗れたモロッコ代表が対戦した。
グループステージの対戦では、スコアレスドローに終わった両チーム。この3位決定戦では、最初にチャンスを迎えたのは、クロアチアだ。7分に敵陣でFKのチャンスを得ると、マイェルが蹴ったボールをペリシッチが頭で折り返し、最後はグバルディオルがヘディングシュートを突き刺して先制点を奪う。
モロッコはその2分後、右サイドでFKのチャンスを得る。ジイェフのボールはマイェルがクリアしきれず、これに反応したダリが頭で押し込んで、試合を振り出しに戻した。
その後は一進一退の攻防が続くなか、クロアチアは42分、エリア内右でパスを受けたオルシッチの鮮やかなコントロールショットが、ゴール右上のポストに当たり、そのままゴールに吸い込まれた。試合はこのままクロアチアが1点をリードして前半を折り返す。
迎えた後半、クロアチアは47分に勝ち越しゴールを決めたオルシッチがカットインからミドルを狙ったが、サイドネットに外れた。
対するモロッコは75分、左からのクロスにファーサイドでフリーになったエン=ネシリが決定機を迎えたが、GKリバコビッチの好守に阻まれた。
終了間際、1点を追いかけるモロッコは、左からのクロスをエン=ネシリが頭で合わせたが、ネットは揺らせず。試合はこのまま2-1で終了。
“再戦”に勝利したクロアチアが3位で大会を終え、有終の美を飾った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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