カタール・ワールドカップもついにあと1試合。現地時間12月18日に行なわれる、フランス対アルゼンチンの決勝を残すのみだ。
この大一番では、キリアン・エムバペ(フランス)、リオネル・メッシ(アルゼンチン)という、パリ・サンジェルマンでプレーする二大巨頭の激突に注目が集まっているが、アーセン・ヴェンゲル氏の目の付け所は少し違う。
英紙『Daily Mail』によれば、名門アーセナルで長期政権を築き、現在は国際サッカー連盟の要職に就く73歳は、“意外なヒーロー”になり得る選手として、オリビエ・ジルー(フランス)と、フリアン・アルバレス(アルゼンチン)の名を挙げている。
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「ジルーは大会開始時には期待されていなかったし、アルバレスも大会中にその地位を確立した。2人ともとても、とても影響力があり、重要な役割で間違いない。だが、大会開始時にはそこでプレーするとは思っていなかったかもしれない」
36歳のジルーと、22歳のアルバレス。年齢こそ違うが、世界的名手とコンビを組み、得点ランクトップのエムバペとメッシを揃って1差で追走と、客観的にも何かと共通点が多い。似た境遇にある両雄は、ヴェンゲル氏の見立て通り、大一番でパリSGのスターを差し置き、主役となれるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部