元日本代表MF本田圭佑がFIFA公式サイトのスペシャルインタビューに応じ、現地観戦を続けてきたカタール・ワールドカップへの想いを語りつくした。
そのなかで、最後に言及したのが日曜日に行なわれるフィナーレ、フランスvsアルゼンチンの決勝戦への見解だ。大会を通してリオネル・メッシに最大限の敬意を払ってきた36歳は「アルゼンチンにとって間違いなく難しい試合になると思うんです」と話した上で、次のように大一番を展望した。
「フランスはすごくバランスが取れていて、経験豊富な選手と若手が上手く融合している。アフリカとヨーロッパの遺伝子が組み合わさって、あらゆる場所から、あらゆる形からゴールを奪えるたくさんのオプションを持っています。アルゼンチンは逆。カウンターアタックでメッシが何かを起こすか、他の若い選手に起こさせるかがほとんどです」
さらに本田は「(準決勝の)フランス対モロッコと、アルゼンチン対クロアチアを観ましたが、正直言ってフランスのほうが強いでしょう」と言い切り、「でももちろん、フットボールでは何が起こるか誰にも分からない。メッシに勝ってほしいという想いはあります」と付け加えた。
今大会では「最初で最後」とAbema TVでの解説を担ってきた。いよいよ話題をさらった“本田節”も聞き納めとなるファイナルで、日本のサッカーファンにどんな新たな語録を提供してくれるのか。スリリングな試合展開を期待しつつ、そちらの楽しみも尽きない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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