アルゼンチンはフランスにリベンジとなるか

クロアチア対モロッコの3位決定戦も終わり、FIFAワールドカップ・カタール大会も残すところ決勝のみとなった。アルゼンチンもフランスも大会前から優勝候補の筆頭として予想されており、その期待を裏切らずファイナルまで進んできた。

アルゼンチンの注目選手はもちろんリオネル・メッシだが、今大会で躍動する若手の存在も見逃せない。フリアン・アルバレスとエンソ・フェルナンデスのことだ。ともにリーベル・プレート出身の選手で、現在はマンチェスター・シティとベンフィカでプレイしている。

アルバレスは当初先発ではなかったが、グループステージ最終節ポーランド戦でスタメンを掴み、その後は全試合でスタートからピッチに立っている。ここまで4ゴールを決めており、得点王のチャンスが残されている。

「ノッティンガム・フォレスト戦ではブレイス(2ゴール)を決め、素晴らしい活躍を見せた。彼はジュニーニョを思い出させる。彼は素晴らしい足とトリックを持っていてジュニーニョを感じることができる。ゴール、プレイの仕方、熱意を見れば分かる」

英『talk SPORT』では元チェルシーのトニー・カスカリーノ氏がアルバレスを元ブラジル代表のジュニーニョ・パウリスタと姿を重ねている。

ジュニーニョはミドルズブラやアトレティコ・マドリードで活躍した元セレソンの10番で、代表でのキャップ数は52を数える。

アルバレスはストライカー、ジュニーニョはMFとポジションは異なるが、推進力のあるドリブルを武器としている点は同じだ。両者ともに小柄であり、それでも屈強なDF相手に仕事ができるところも共通している。アルバレスはストライカーといっても最前線で体を張るようなタイプではなく、バイタルエリアで前を向くセカンドストライカーだ。役割は攻撃的MFと近いものがあり、カスカリーノ氏はそこに共通点を見出したのだろう。

同メディアではアルバレスをメッシの「完璧なパートナー」と呼び、称賛している。アルバレスは守備で走れる選手であり、メッシのエリアもカバーすることができる。そういった点もメッシとの相性の良さを感じさせる。

ファイナルでの先発が予想されるアルバレス。今大会でさらに評価を上げており、シーズン後半戦はシティでもヒーローとなるのだろうか。