現地時間12月18日、カタール・ワールドカップ(W杯)の決勝で、アルゼンチンと前回王者のフランスが激突。3-3の超白熱のシーソーゲームでPK戦までもつれ込んだ末、リオネル・メッシを擁する南米王者が36年ぶり3度目の制覇を果たした。

『NHK』のスタジオ解説を務めた日本代表GK権田修一も、歴史に残る大接戦に興奮を隠せない。「試合中は立ち上がって興奮されていましたね」と振られると、「本当に素晴らしい試合で、サッカーの魅力が全て詰まったような試合でした」と熱っぽく語った。
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 カタールW杯では日本代表の一員として全4試合でゴールを守り、躍進に大きく貢献した33歳は、4年後に向けて小さくない刺激を受けたようだ。続けて決意をこう示している。

「表彰式を見て、ここの場に立つことを目標にもう1度、しっかりやりたいなと思いました。このアルゼンチンやフランスにどうしたら勝てるのかというのを、これからは僕だけでなく日本サッカー全体で考えていかないといけないなとすごい思いましたし、考えたくなりました」

 興奮する側ではなく、させる側へ――。守護神の目は闘争心に満ちていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部