元日本代表の前園真聖氏が12月18日、フジテレビの「FIFAワールドカップ DAILY」に出演。4年後のワールドカップで期待する選手を明かした。

 番組内で「4年後の日本代表のスター候補は?」というテーマが出ると、前園氏はカタールW杯に森保ジャパン最年少の21歳で出場したMF久保建英を挙げた。

「候補というか、(スターに)なってほしい。期待したい。(カタールW杯で)彼が自分で一番納得していないと思う。彼だけじゃなくて、攻撃的な選手は終始守備に追われる時間が長かったので、物足りなさがあったと思う。(久保は)スペイン戦で交代を告げられた時に唇を噛んで悔しさそうな表情をしたんですよ」  
 
 スペインから金星を挙げたグループステージ最終戦で、久保は先発出場を果たすも、ドイツ戦と同じくハーフタイムで交代となった。

 前園氏は「ミックスゾーン(取材エリア)では、自分が一番よかったと言ってたんですよ。なかなか言える選手はいない。それだけ自信あったということだと思いますし、決していいワールドカップでなかったと思いますけど、彼のメンタリティや海外での経験値を含めて、日本を引っ張っていけなきゃいけない選手」と期待を込めた。

 クロアチアとのラウンド16では、発熱のためにホテルで敗戦を見届けた久保。25歳となる26年のワールドカップでは、中心選手としての活躍が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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