FIFAワールドカップカタール2022決勝、アルゼンチン代表対フランス代表が現地時間18日に行われた。アルゼンチン代表は2度、フランス代表に追いつかれ、試合はPK戦に突入。全員がPKを成功させたアルゼンチン代表が36年ぶりの優勝を果たした。

 スペイン紙『スポルト』はリオネル・スカローニ監督とリオネル・メッシの逸話を伝えている。アルゼンチン代表を優勝に導いた指揮官にとって、メッシとの会話が自身の支えになっていたようだ。

「『問題ない。続けよう。きっとうまくいくし、うまくいかなかったら試せばいい』と彼は私に言ったんだ。(彼との会話は)私の励みになった。私は不安を抱えていたが、この会話で安心することができた。自分の気持ちを彼に話し、彼の反応でうまくいっているかどうかが分かった」

 W杯出場権を獲得した昨年11月のブラジル代表戦後、メッシがパリ・サンジェルマンに戻る前に交わした会話だった。監督経験のないスカローニにかかる重圧の大きさは想像を絶する。しかし、チームメイトとして2006年大会でともにプレーした両者の信頼関係が、アルゼンチン代表の結束につながったのだろう。

あまりに酷すぎる…。カタールW杯最悪のチーム5選
【全試合日程・結果・放送予定】サッカーFIFAワールドカップカタール2022
【決勝トーナメント表】FIFAワールドカップカタール2022<組合せ>