中東初の開催となったFIFAワールドカップ・カタール大会はアルゼンチンの優勝で幕を閉じた。
『BBC』では、独自に今大会のアワードを開催するために、その候補を選定し、ユーザーに投票を呼び掛けている。「最も失望したチーム」の候補に挙げられていたのは、この6チーム。
カタール
グループA最下位、3敗、1得点・7失点
彼らは悲惨だった。グループステージ3連敗で敗退した初の開催国になり、勝点0・得点数もわずか1でグループ最下位に沈んだ。
デンマーク
グループD最下位、1分2敗、1得点・3失点
EURO2020では準決勝に進出した彼らに対する期待は高かった。だが、失望のなかでカタールを去ることに。
3試合でわずか勝点1となり、フランス、オーストラリア、チュニジアと同組だったグループで最下位に終わった。
ウェールズ
グループB最下位、1分2敗、1得点・6失点
64年ぶりの本大会出場は、勝点わずか1と大失望のグループステージ敗退に終わった。
(イングランドとの初戦には1-1で引き分けたが)イランとの第2節に0-2で敗戦。この痛恨の黒星によって、望みは絶望的になってしまった。
ベルギー
グループF3位、1勝1分1敗、1得点・2失点
ベルギー史上最も才能に恵まれた世代にとって、またも失望の大会になってしまった(EURO2020では準々決勝敗退)。
ショッキングなグループステージ敗退は黄金世代の終わりを感じさせるものであり、ロベルト・マルティネス監督もチームを去っている。
ドイツ
グループE3位、1勝1分1敗、6得点・5失点
4度の優勝を誇るドイツだが、2大会連続でグループステージ敗退となった。
日本との初戦に2-1で負けたことが決定打になり、得失点差で敗退が決まった。
スペイン
ラウンド16敗退(グループE2位、1勝1分1敗、9得点・3失点)
コスタリカとの初戦には7-0で大勝したものの、決勝トーナメント1回戦でモロッコ相手にPK戦で敗退。「つまらない」と批判されて帰国すると、ルイス・エンリケ監督は解任された。
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