【FIFA ワールドカップ カタール 2022・決勝】アルゼンチン3-3(PK4-2)フランス(日本時間12月19日/ルサイル スタジアム)

 これぞ”ファインプレー”だ。アルゼンチン代表の絶体絶命のピンチを、ロメロが咄嗟の判断で救った。相手FWと味方GKの間でルーズボールを目の前したアルゼンチン代表DFは、”太ももでGKにバックパス”という天才的な守備で危機を回避。咄嗟の行動に称賛の声が相次いだ。

【映像】絶体絶命で見せた天才的ブロック

 93分、フランス代表のコーナーキックを1度は弾いたアルゼンチン代表だったが、そのボールは再びフランス代表のもとに渡った。ボールがコマンのもとへ渡ると右サイドをドリブルでえぐり、ラビオがペナルティエリア内でシュートを放つもGKマルティネスがストップ。そのこぼれ球にコロムアニが詰めようとするも、ロメロが間に入った。通常であればゴールラインやタッチラインに逃げたい場面だが、太ももでマルティネスにボールを返したのだ。

 太ももでのバックパスはハンドにならないため、この咄嗟の判断による天才的な守備を見たABEMA解説・本田圭佑GMは「この、このロメロのこの…!」と興奮気味で凄さを伝えた。

 そしてABEMA視聴者から「ヒザパス」「ナイスサポート」「天才」「ロメロの献身さ」「ロメロもキーパーもすごい」「あの判断できるの強い」「ロメロ伝説になる」と絶賛の嵐だった。

 仮にここでスローインやコーナーキックに逃げていた場合は、再びアルゼンチン代表がピンチを迎えていた可能性もあり、このロメロの咄嗟の判断がチームを救った。(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)