カタール・ワールドカップ(W杯)を開催した国際サッカー連盟(FIFA)のW杯公式SNSが大会を振り返った。

【写真】堂安律がセンターに配置されたW杯公式画像

アルゼンチン代表の優勝で幕を閉じたカタールW杯。日本代表もベスト8進出という目標こそ達成はならなかったが、ドイツ代表、スペイン代表に勝利し、世界中を驚かせた。

そして公式SNSは20日、「思い出をありがとう」という一言とともに、出場した全32カ国の選手たちを切り抜き、1枚につなげたエモーショナルな画像を投稿。悲願のW杯トロフィーにキスするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、日本にも立ちはだかったクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチなど、大会を彩った選手たちをフォーカスした。

W杯を観ていた人であれば思わず保存したくなるような1枚だが、特に日本のファンの反響を呼んでいる。

その理由は、日本から採用されたMF堂安律のポジション。堂安はフランス代表FWキリアン・ムバッペとリヴァコビッチの間に挟まれる形で、写真のほぼ中央、センターに写っているのだ。ゴールを決めた後、雄叫びをあげている時の写真ということもあり、かなり堂安に視線が集まるような構図になっている。

これにはファンも「メッシより目立ってる」、「ど真ん中やん」、「真ん中なのすごすぎる」、と興奮を隠せないようだった。

だが、「よくよく見たらこれグループ順やん」という声もあったように、実はこれはグループ順に並べられたもの。グループEを首位通過した日本がこの位置に来るのは必然だったようだ。

それでも、日本がカタールW杯で与えたインパクトの大きさは間違いなく、優勝国と同等というわけにはいかないが、ベスト16という結果以上に大きく扱われてもなんらおかしくなかったのではないだろうか。


【写真】堂安律がセンターに配置されたW杯公式画像