カタール・ワールドカップ(W杯)で見事優勝を果たしたアルゼンチン代表とFWリオネル・メッシだが、その裏には多くの人の支えがあったようだ。

【動画】その存在に気付いたメッシも目を輝かせる!ファリアスさんと熱烈ハグする様子

18日、カタールW杯決勝でフランス代表と対戦したアルゼンチン。PK戦の末、36年ぶり3度目の優勝を果たした

バルセロナでは栄光の日々を送り、数多くのタイトル獲得に貢献したメッシ。チームとして、そして個人としてもタイトルを総なめにし、史上最多の7度のバロンドール受賞も果たしていたが、アルゼンチン代表としては結果を残せておらず、2021年にやっとコパ・アメリカを制して初タイトル。多くのアルゼンチン人が望んだW杯で、ついにそのトロフィーに手が届いた。

そんなメッシを多くの人が祝福していたが、試合後のピッチを映す中継映像では、メッシと熱烈にハグする女性の姿も話題になっていた。

メッシの後ろからダッシュで駆け寄り、思い切りハグすると涙を流しながら優勝を喜んでいた女性。最初は驚いたメッシもその女性を確認すると目を輝かせて抱き合っていただけに、母親のセリア・マリア・クッチティーニさんなのではないかという報道もあったが、実は別人だったようだ。

アルゼンチン『クラリン』によると、その女性はアルゼンチン代表のシェフを務めるアントニア・ファリアスさん。42歳の彼女は過去10年間、アルゼンチン代表のシェフとして働いてきたという。

決勝で敗れた2014年のドイツ大会の悔しさも知っているだけに、その喜びはとても大きかったようだ。

イギリス『サン』は、その傲慢な振る舞いが非難を浴びた、“塩振りおじさん”としてSNSを中心に世界的な知名度を誇るトルコ人シェフのソルトベイ氏の時とのメッシの対応を比較し、「ソルトベイの時とは大違いで、とても嬉しそうだった」とその時のメッシの表情を伝えている。

【動画】その存在に気付いたメッシも目を輝かせる!ファリアスさんと熱烈ハグする様子