サッカー元日本代表のMF本田圭佑（36）は、インターネットテレビ局『ABEMA TV』のFIFAワールドカップ・カタール大会（カタールW杯）中継の解説者として脚光を浴びていた。その本田圭佑はカタールW杯決勝戦から中1日でカンボジア代表の指揮を執っているが、滞在中のインドネシアでアウェイの洗礼を浴びている。

　本田圭佑は現地時間18日にカタールW杯決勝・アルゼンチン代表対フランス代表を解説を終えると、すぐにドーハを出発。19日にカンボジア入りし、20日にカンボジア国内で行われたAFF三菱電機カップ（東南アジアサッカー選手権）グループステージ第1節・フィリピン戦で3-2と勝利している。

　カンボジア代表一行は23日開催の第2節・インドネシア戦に備えて、21日にインドネシアに入国している。そんな中、本田圭佑が22日朝に自身のツイッターアカウントを更新。「インドネシアで滞在しているホテルの部屋に2回コール。時計を見ると朝4時過ぎ。電話は2回とも出る前にきれる。恐らくアウェイの洗礼。やつらやりおるw 」と、インドネシアにおけるアウェイの洗礼を報告すると「明日は大事な一戦やから、今晩の対策は選手たちに伝えようと思う」と対策案を練っていることも明かした。

　つづけて本田圭佑は「あ、そういえば言ったことなかったか。中東での大事な試合の前ではよくある話よ」と投稿。日本代表の一員として中東開催の試合に臨んだ時の出来事を振り返っている。

　なおカンボジア代表はAFF三菱電機カップのグループステージでフィリピン代表やインドネシア代表のほかに、ブルネイ代表や元横浜F・マリノス所属選手のDFティーラトン・ブンマタン（32）ら擁するタイ代表と激突。グループステージで上位2カ国に入れば、来年1月6、7日開催の準決勝へ進む。