ヴィッセル神戸は25日、「日本代表DF槙野智章が現役引退する」と公式発表した。

槙野智章は1987年生まれの35歳。サンフレッチェ広島のジュニアユース、ユースを経てトップチームに昇格したディフェンダーだ。

南アフリカでのW杯後の2011年にはドイツの1.FCケルンへ移籍し、欧州に挑戦。あまり成功は収められなかったものの、その後浦和レッズに加入して長くJリーグで活躍してきた。

そして今年浦和レッズとの契約が満了となりヴィッセル神戸に加入していたが、今季は16試合に出場して1ゴールという結果に終わっていた。

先日は『ABEMA』で放送されていたFIFAワールドカップ・カタール2022のレポーターやインタビュアーとしても活動しており、本田圭佑との掛け合いなどで話題を集めている。

槙野智章

「ヴィッセル神戸を愛する皆様へ。私、槙野智章の航海はここで終わりとさせて頂きます。これまで荒波に揉まれながらも、たくさんの方の応援、励ましのおかげでここまで来ることができました。

ここ神戸という街に上陸し、新しい発見がたくさんありました!それは僕のこれまでの旅で感じられなかった経験や、見つけられなかったモノがここにはありました。僕の宝物であり、財産です。

幸せな航海でしたよ。皆で大きな船に乗り、旅した1年。そして17年という時間はかけがえのない時間です。

次の旅の準備は出来てます!!サッカー界のお祭り男 槙野智章 第二章の開幕です」

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なお、26日の12時からヴィッセル神戸の公式Youtubeチャンネルで引退記者会見を行う予定であるとのこと。