【プレミアリーグ】チェルシー2-0ボーンマス(日本時間12月28日/スタンフォード・ブリッジ)

チェルシーがわずか3本のパスで先制点を奪って見せた。その起点となったのがMFジョルジーニョだ。FIFA ワールドカップ カタール 2022の出場を逃し、悔しい思いを味わっていたイタリア代表MFが、真骨頂とも言える美しい縦パスでビューティフルゴールを演出した。

【映像】先制ゴールの起点となった天才ジョルジーニョの美しすぎる縦パス

ワールドカップ前のプレミアリーグを5戦未勝利で終えていたチェルシーは、昇格組のボーンマス相手に何としても勝利をあげたかった。

そして14分、望んでいた先制点を奪う。ハーフライン手前でジョルジーニョが、マウントへ相手選手2人の間を通す鋭い縦パスを入れる。マウントもボールコントロールから相手ディフェンスラインの背後へ走り出していたスターリングへと縦パスを送り、これをイングランド代表FWダイレクトで中央に折り返す。そしてゴール前にポジションを取っていたドイツ代表ハヴァーツが押し込んだ。

わずか3本のパスから生まれたチェルシーの先制点を目の当たりにしたABEMA視聴者は「縦パスがすごかった」「これはいい時のチェルシー」と興奮気味なコメントを寄せた。

ワールドカップ進出を懸けたプレーオフで北マケドニア代表に敗れたイタリア代表は、18年のロシア大会に続いてカタール大会の出場も逃した。その中心メンバーであるジョルジーニョは間違いなく悔しい思いを経験していただろうが、この中断期間にしっかりと切り替え、中断明け初戦でゴールに直結する素晴らしいプレーでチームの勝利に大きく貢献した。

(ABEMA/プレミアリーグ)