27日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第18節のズルテ・ワレヘム戦後、シント・トロイデンに所属する日本代表GKシュミット・ダニエルがインタビューに応えた。28日、クラブ公式YouTubeが伝えている。

 この試合にはシュミットのほか、DF橋岡大樹、FW岡崎慎司、FW林大地などの日本人選手も先発出場し、4選手ともにフル出場。試合は28分に林のゴールで先制すると、70分にはFWジャンニ・ブルーノが追加点を決め、2-0で勝利を収めた。

 FIFAワールドカップカタール2022による中断後、初のリーグ戦でクリーンシート(無失点試合)を達成し、勝利に貢献した守護神シュミットは試合後、「序盤のピンチでは、やるべき仕事ができた。久々にクリーンシートで終われたことには満足している」と振り返った。

 また、2022年がどんな年だったかと問われると、「ワールドカップもあり、個人的には人生の中で忘れられない1年になった」とコメントしつつ、「チームの方もシーズン序盤は調子も良く、全体を通しても悪くない1年だったかなと思う」と手応えを口にした。

 来年に向けては、「まずはチームがひとつでも上の順位でリーグ戦を終えることが大切。そうすればヨーロッパでの大会への道が開けてくるので、そこを目指してやりたい」と意気込みを語った。