元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏が自身の公式Instagram(@antoniocassano)に動画を投稿し、ブライトンに所属している日本代表MF三笘薫を称賛した。
現役時代のカッサーノ氏は、ローマ、ミラン、インテル、サンプドリアなどの国内クラブだけでなく、レアル・マドリードでもプレーした。イタリア代表としてはEUROで3大会連続(2004、2008、2012)全試合のピッチに立ち、FIFAワールドカップブラジル2014にも出場。通算で39試合に出場して10ゴールを記録した。2018年10月に現役を引退した後はイタリア国内を中心にコメンテーターとして活動。歯に衣着せぬ発言で、現役時代さながらの“悪童”ぶりを見せている。
そんなカッサーノ氏は、FIFAワールドカップカタール2022で気に入った選手として三笘の名前を挙げた。「日本代表ではサイドバックのような位置で出ていたが、彼はウインガーだと思う。4-4-2や4-2-3-1、4-3-3などのシステムならば、高い位置で輝くだろう」と話した後、以下のように三笘を褒め称えている。
「1対1に強くてスピードがあり、高いインテンシティとクオリティが維持できる選手だ。もし俺がクラブの会長なら、間違いなく彼を獲得する。大胆に1対1を仕掛けていく姿勢が好きなんだ。(アーセン・)ヴェンゲルが言うように、1対1はもはや存在しない。だが、彼は必ず1対1の状況を見つけ、勝負できる数少ない選手だ。だから印象に残っている」