【米大リーグ】マリナーズ-エンゼルス(10月1日・日本時間2日 シアトル)
エンゼルス大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、1回の第1打席はセンターフライに打ち取られたが、日米プロ野球で活躍し現在も独立リーグでプレーする西岡剛は「アウトコースにきっちり対応したのは素晴らしい」と分析した。
この日は、シーズン最後となるマリナーズ3連戦の初戦。プレーオフ進出がかかるマリナーズは最大限警戒してくると思われたが、1死ランナー無しで迎えた大谷の第1打席、相手バッテリーは勝負を選択。マ軍先発の左腕・ゴンザレスは速球を中心に組み立て、カウント2-2からの6球目、やや外角に外れた球を合わせにいった打球は、惜しくもセンターフライとなった。
オールスター後、一時期は三振が散見されスランプも心配されたが、9月後半からは打撃が上向いている大谷。この第1打席について、ABEMAの解説を務めた西岡は「ランナーが出た時がまたどうなるか。まだ前半で始まったばっかりなので。でも、マルコ・ゴンザレスはアウトコースに投げ分けているので、それにきっちり対応した今のバッティングは素晴らしい。期待できる」と分析した。
本塁打王争いは、48本でトップに立つペレス(ロイヤルズ)とは3本差、46本で2位のゲレロJr.(ブルージェイズ)を1本で追う状況だ。エンゼルスの試合は、この日を含めあと3試合。日本人初のメジャー本塁打王はかなり厳しい状況だが、チームのシーズン最多記録としては、トロイ・グロスが2000年に作った47本まであと2本となっている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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