アニメ「呪術廻戦」狗巻棘場面カット01
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 「呪術廻戦」(作・芥見下々)は、週刊少年ジャンプにて好評連載中の大人気バトル漫画です。同誌の看板作品の一つで、累計発行部数は5500万部を突破。TVアニメも2020年10月から2021年3月まで全24話が制作されており、2021年12月24日には「劇場版 呪術廻戦 0」の公開が予定されています。

【動画】アニメ「呪術廻戦」

 アニメ「呪術廻戦」において「しゃけ」や「おかか」といえば、狗巻棘(いぬまき とげ)のセリフとして広く認知されています。この記事では狗巻がおにぎりの具のことしかしゃべらない理由や、それぞれの単語の意味などを解説します。

目次

  • しゃけ先輩こと狗巻棘が登場する人気アニメ「呪術廻戦」とは
  • アニメ「呪術廻戦」おにぎりの具の意味を解説
  • アニメ「呪術廻戦」狗巻棘がおにぎりの具しか話さない理由
  • アニメ「呪術廻戦」おにぎりの具の意味まとめ

しゃけ先輩こと狗巻棘が登場する人気アニメ「呪術廻戦」とは

アニメ「呪術廻戦」番組サムネイル

 アニメ「呪術廻戦」は、呪いの力を操る「呪術師」たちと、人の負の感情から生まれた「呪霊」の戦いを描いた物語です。主人公・虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)が呪いの王と呼ばれる両面宿儺(りょうめんすくな)の指を食べ、両面宿儺と同化してしまうところからストーリーが始まります。

 呪霊たちは両面宿儺の復活を期に活発化し、現世に強力な呪霊がつぎつぎと現れるようになります。両面宿儺と同化した虎杖は東京都立呪術高等専門学校、通称・呪術高専に通うこととなり、狗巻を含む生徒たちや五条悟(ごじょう さとる)を始めとする教師たちと力を合わせて呪霊に立ち向かっていきます。

 見どころはもちろん呪霊とのド派手なバトルシーンですが、虎杖の中にいる両面宿儺の謎や呪術師たちの腹の探り合い、数々の伏線など、深く知るほどに考察ポイントが出てくる、奥の深い作品です。

アニメ「呪術廻戦」おにぎりの具の意味を解説

アニメ『呪術廻戦』狗巻棘場面カット02

 狗巻は「しゃけ」や「おかか」などおにぎりの具を示す単語しか口にしません。セリフらしいセリフがないキャラクターですが、意外にもこれが狗巻の人気に繋がっています。Twitterを見ると、「おにぎりの具しかしゃべれないのがかわいい」「普段おにぎりしかしゃべらないからバトルとのギャップがスゴイ」といったファンからの声があがっていました。

 ところで、彼が口にするおにぎりの具の言葉は、いったいどういう意味で使われているのでしょうか?本編の前日譚に当たる原作コミック「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」では、「しゃけ=肯定」「おかか=否定」と解説されていますが、それ以外のことは明言されていません。しかし、アニメでの使用シーンをよく見ると、それぞれの具ごとに特定の傾向があることが分かりました。ここからは、それを手掛かりに、おにぎりの具のセリフが持つ意味を説明していきます。

「しゃけ」の意味は肯定

 作者が「呪術廻戦0」の中で明言しているとおり、「しゃけ」の意味は肯定です。といっても、あくまで肯定的な姿勢を表すニュアンス的な意味でしかなく、使用シーンごとに細かく意味は変わるようです。

 たとえば第5話では、呪術高専の交流会を解説した後に「しゃけ」と言っています。ここでは、「そのとおり」のようなニュアンスでしょう。

しゃけ!「呪術廻戦」5話
しゃけ!「呪術廻戦」5話

 一方、第14話ではパンダが虎杖のことを「許してやれって」と言ったあとに、「そうだよ」という同意のようなニュアンスで使われています。肯定的な発言の全般に使われるため、実際はかなり幅広い意味が含まれているようです。

パンダに同意 「呪術廻戦」14話
パンダに同意 「呪術廻戦」14話

「おかか」の意味は否定

 こちらも「呪術廻戦0」の中で作者が明言しているとおり、「おかか」の意味は否定です。たとえば、第15話の中ではパンダの「棘はこのまま呪霊狩りを続けてくれ」という指示に対し「それはできない」のような意味で「おかか」と言っています。その後、禪院真希(ぜんいん まき)の「メンバーが増えちまった。作戦変更か? 時間ねえぞ」という発言には「否定的発言に対する同意」としても使っています。

 発言そのものに対する否定もあれば、否定的発言に同意する使い方もあるようで、こちらも「しゃけ」と同様に幅広い意味が含まれています。

おかか!「呪術廻戦」15話
おかか!「呪術廻戦」15話

「ツナマヨ」狗巻が一番好きなおにぎりの具

 狗巻がときどき口にする「ツナマヨ」は、使いどころに一貫性が見られない、難しい単語です。「ツナ」と短縮して使っていることもあります。

 第6話では、考え事をしている伏黒恵(ふしぐろ めぐみ)に対して「ツナツナ」と言っていました。また、第18話で伏黒に「電話をかけよう」とうながす意味で使っていたりもします。どちらも「自分から発言した」という共通点はあるのですが、それゆえにどんな意味を持つのかがわかりにくくなっています。

 ちなみに、「ツナマヨ」自体は、コミックス5巻にて「狗巻が一番好きなおにぎりの具」と紹介されています。

ツナツナ 「呪術廻戦」6話
ツナツナ 「呪術廻戦」6話

「明太子」気合を入れたいときに使う?

 「明太子」は、気合を入れたいときに使う言葉ではないかと推察されます。使用シーンは、第14話の交流戦前にみんなで気合を入れている場面や、18話の花御(はなみ)と対峙したときなど。第18話では「しゃけ いくら めんたいこ」とほかの具と合わせて使っています。

 どちらも戦いの前に使っていることから、「やるぞ!」のような気合を入れるニュアンスで使っていると考えられます。

めんたいこ!「呪術廻戦」18話
めんたいこ!「呪術廻戦」18話

「こんぶ」不穏な空気を感じ取ったときに使う?

 「こんぶ」は、使用シーンを見る限り、不穏な空気を感じ取ったときに使う言葉ではないかと思われます。アニメでは、第15話のミーティングシーンで、京都校が虎杖を殺すつもりではないかという意図を感じたときに使われていました。さらに、第18話で花御の気配を感じ取ったときなども「こんぶ」と発していました。どちらも、これから良くないことが起こりそうな、不穏な空気を感じ取ったときに使っています。

「すじこ」テンションが上がっているときに使う?

 「すじこ」は、テンションが上がっているときに使う掛け声のようなものと考えられます。使用シーンは、第5話で紹介されたときと、第21話の交流野球戦で出塁したときです。どちらも狗巻がピンでピックアップされたシーンで使われています。

 現在のところ、上記のような自分にスポットライトが当たってテンションが上がっている場面で使われていますが、登場回数は非常に少ないです。そのため、今後の使われ方次第では、解釈が変わってくる可能性もあります。

すじこ!「呪術廻戦」21話
すじこ!「呪術廻戦」21話

「高菜」相手を心配するときに使う?

 「高菜」は、苦戦している仲間に向けて使うなど、相手を心配するような意味で使われているようです。使用シーンは、19話で花御に苦戦する伏黒と入れ替わる場面や、10話の「じゅじゅさんぽ」で釘崎野薔薇(くぎさき のばら)にボコボコにされたパンダを助けに来るシーンなどです。どちらも不利な状況にある味方に対して使っています。

たかな!「呪術廻戦」19話
たかな!「呪術廻戦」19話

アニメ「呪術廻戦」狗巻棘がおにぎりの具しか話さない理由

アニメ『呪術廻戦』狗巻棘場面カット03

 そもそも、狗巻はなぜおにぎりの具の単語しか口にしないのでしょうか? そこには、彼の使う術式が「呪言」であることが関係しています。

 呪言とは、言霊を増幅して、相手に行動を強制させる呪術です。発動条件は自らの言葉であり、言葉そのものが呪術となります。ちなみに、「呪術廻戦公式ファンブック」によると、呪言を使える呪術師は狗巻家しか残っていないそうです。

 言葉が呪術になるということは、ふだんの会話がうっかり呪言になる可能性があるということです。そのため、狗巻は言葉を動作としての意味を持たない「おにぎりの具」に縛ることで、呪言の暴発を防いでいるのです。なお、呪言を使うときは基本的に「ぶっとべ」「逃げろ」などの命令形で話します。

 言葉だけで効果をもたらす呪言は強力な術式に思えますが、決して万能ではありません。使いすぎると術者への反動も増え、狗巻自身がつぶれてしまうこともあります。

 さらに、呪言が術者へ与える反動は、呪言が強力になるほど強くなります。強力な言葉を使ったり、強力な呪霊に対して使ったりすると、反動がかなり大きくなります。実際に第19話の花御戦では、特級呪霊の花御に対して呪言を使い続けたことで、狗巻の喉がつぶれてしまいました。この対策として、狗巻は「ノドナオール」というドリンクを愛用しており、戦闘中もこまめにノドナオールを飲んでいる姿が見られます。

 狗巻がおにぎりの具しか話さなくなったのは、「呪術廻戦公式ファンブック」によると物心ついたときからだそうです。狗巻は産まれたときから呪言が使えたため、暴発させないために普段の言葉を限定することが不可欠だったのではないでしょうか。

 呪術廻戦公式ファンブックによると、作者がこのことを「バイリンガルみたいなもんじゃないですかね」と説明しています。語彙がおにぎりの具しかないのは、狗巻にとってもはや自然なことであるようです。さらに、こちらのファンブックから得られる情報によると、狗巻がいつも制服で口を隠す理由は、声の音量を絞るためなのだとか。それを裏付けるように、「呪術廻戦0」のパンダが狗巻の過去について語ったシーンでは、狗巻が呪言のコントロールで苦労していたことが明かされています。

アニメ「呪術廻戦」おにぎりの具の意味まとめ

アニメ『呪術廻戦』狗巻棘場面カット04

 狗巻棘が口にするおにぎりの具の単語は、一見意味不明に思えますが、使われているシーンから考えることで大まかな意味が推察できます。ただし、「しゃけ」と「おかか」は作者の芥見氏が公式見解を出しているものの、ほかの具材については明言していません。今後の展開によっては意味が覆る可能性もあります。

 とくに狗巻の一番好きな具材である「ツナマヨ」は、使用シーンを見てもまだまだ謎だらけです。今後、狗巻の登場機会が増えることで、その意味が解明されていくかもしれません。アニメオリジナルの「じゅじゅさんぽ」には、メインストーリーの中には出てこないキャラクターの裏設定なども描かれるので、こちらも見落とさずにすみずみまで視聴してみてはいかがでしょうか。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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