【プレミアリーグ】ブライトン0-1トッテナム(日本時間10月9日/アメックス・スタジアム)

 日本代表・三笘薫が超絶美技を連発した。途中出場でピッチに立ったブライトンの三笘は、ゴール前で味方へつなぐ“連続ヒールパス”でチャンスメイク。ハイレベルな攻防のなかで見せた圧巻のテクニックに視聴者からは「なんだそのパス」と驚きの声が上がった。

【映像】三笘薫が「超絶ヒール」2連発

 1点を追いかけるブライトンの指揮官、デ・ゼルビ監督が追撃策に選んだのは、三笘の投入だった。そして67分にピッチに送り込まれた背番号22は、その期待に応えてみせた。

 84分、中央やや左の位置で、エクアドル代表・カイセドから縦パスを呼び込んだ三笘は、ダイレクトでヒールの縦パスを選択。ABEMA実況・清水俊輔氏と解説・松原良香氏が揃って「うまい!」とうなるテクニックを披露。さらに三笘は、再びボールを受けるためにボックス内に侵入すると、ゴール左の位置へと食い込んでいく。そして、再びヒール!

 相手を左へ引きつけた三笘が選択したのは、中へのラストパス。最初のヒールよりもやや強めにカカトで蹴り込んだボールはチームの決定機を演出した。残念ながら相手にクリアされたものの、このプレーにファンは大興奮。ABEMAの視聴者は「三笘うますぎ」「おもしろ!」「うっま」「おぉぉぉ!」と熱狂すると共に、中には「なんだそのパス」と、トリッキーかつ独創的なアイデアに対して“理解不能”のリアクションを見せていた。

 前節、途中出場ながらピッチで躍動し、“ほぼアシスト”と言えるクロスを供給してリヴァプールに追いつくゴールを生み出したが、今節でも引き続き躍動。ブライトンはこの試合を0-1で落として今季2敗目を喫したものの、三笘は高いパフォーマンスを見せていた。
(ABEMA/プレミアリーグ)