2023年10月より、日本テレビ系にて全国放送を開始したアニメ「薬屋のひとりごと(くすりやのひとりごと)」は、とある大国の後宮を舞台に、薬師が薬の知識を武器に謎を解き明かす後宮謎解きエンタテインメントです。
▶妃教育では白目をむく里樹妃 14話
▶里樹妃が蜂蜜に怯える理由は? 10話
▶猫猫さえ震えあがった里樹妃の経歴 6話
この記事では、後宮に渦巻く陰謀に巻き込まれていく人物の1人、里樹妃(リーシュヒ)の声優や年齢などの基本情報を解説していきます。
目次
- アニメ「薬屋のひとりごと」とは
- 里樹妃の基本情報!年齢や位などのプロフィールを紹介
- アニメ「薬屋のひとりごと」里樹妃と他の上級妃の関係は?
- アニメ「薬屋のひとりごと」里樹妃は不幸体質?
- アニメ「薬屋のひとりごと」里樹妃と主人公・猫猫との関係は?
- 里樹妃と宦官・壬氏との関係は?
- まとめ
アニメ「薬屋のひとりごと」とは
もとは花街で薬師をしていた後宮の下女・猫猫は、好奇心から皇帝の御子の連続不審死の謎を解明し、匿名で原因と対策を妃たちに伝えます。後宮を取りまとめる宦官・壬氏はそれに気づき、猫猫の毒の知識を活かすべく、帝の寵姫・玉葉妃(ギョクヨウヒ)の毒見役に抜擢しました。
その後、猫猫は毒見役や侍女の仕事だけでなく、壬氏からたびたび厄介事を持ちこまれたりちょっかいを受けたりしながら、後宮内の事件や噂の真相を暴いていきます。
原作は、日向夏氏が小説家になろうに投稿していた作品をベースに、ヒーロー文庫にてノベル化した同名小説です。「月刊サンデーGX」(小学館)と「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)の2つの漫画雑誌で同時にコミカライズもされています。小説を始め、コミカライズを含めたシリーズが、累計3300万部を突破している人気作品となっています。
里樹妃の基本情報!年齢や位などのプロフィールを紹介
里樹妃は、金剛宮に住む上級妃・四夫人の1人で、徳妃(とくひ)の位を与えられています。年齢は14歳とほかの上級妃に比べて若く、感情がすぐ顔に出たり、マナーやしきたりに疎かったりと、幼い言動が目立つ人物です。
現皇帝の妃ですが閨事に疎く、猫猫の妃教育を受けたときには、内容に衝撃を受け口から魂が出るほどで、純情ぶりが垣間見えました。
魚介類にアレルギーがあり、食べると蕁麻疹が出ます。また幼い頃には蜂蜜を食べて体調不良を起こしたこともありました。
里樹妃は、もともとは現皇帝の父である先帝の妃として9歳のときに後宮に入りました。そのため、本来なら現皇帝の妃たちの姑という立場にあります。しかし、先帝が崩御したため出家し、一度後宮を去りました。その後、現皇帝の妃としてふたたび後宮入りしたという複雑な経緯があります。
▶猫猫さえ震えあがった里樹妃の経歴 6話
▶妃教育では白目をむく里樹妃 14話
里樹妃の基本情報【プロフィール】
■年齢 14歳(数え年)
■性別 女性
■誕生日 不明
■出身地 不明
里樹妃の年齢は14歳。これは数え年での年齢なので、実際には12~13歳です。出身地は明らかになっていませんが、実家はかなり裕福なようです。
里樹妃の基本情報【声優】
里樹妃の声を担当するのは、木野日菜(きの ひな)さんです。代表作にアニメ「スター☆トゥインクルプリキュア」のフワ役、アニメ「とんでもスキルで異世界放浪メシ」のスイ役などがあります。
里樹妃を演じるにあたり「里樹妃の幼いながらも負けじと頑張る姿を演じさせて頂きました。たくさんの魅力あふれるキャラクター達や世界観。そして美しい映像にどっぷりと浸って楽しんで頂けると嬉しいです」と、アニメ公式サイトでコメントしています。
アニメ「薬屋のひとりごと」里樹妃と他の上級妃の関係は?
後宮にいる上級妃は四夫人と呼ばれており、里樹妃も上級妃の1人です。現在皇后はいないため、数多くいる妃たちの中でも上級妃が実質最上位となります。ここでは立場上、里樹妃のライバル関係といえる他の上級妃3名を紹介します。
貴妃(きひ):玉葉妃
赤い髪と翡翠の瞳が特徴的な妃です。現在、もっとも皇帝の寵愛を受けていると言われています。翡翠宮に住み、皇帝との間に公主(ひめ)・鈴麗(リンリー)をもうけています。性格はおだやかにして聡明。用心深いところもあります。
賢妃(けんぴ):梨花妃(リファヒ)
水晶宮に住む妃です。東宮を産みましたが、後宮内で噂される御子の連続不審死の“呪い”にかかり、赤子のうちに亡くしました。自身も同じ“呪い”で衰弱しますが、猫猫の看病で回復しました。
淑妃(しゅくひ):阿多妃(アードゥオヒ)
皇帝の最初の妃で、四夫人の中では最年長。柘榴宮にて暮らしています。中性的な美貌を持ち、後宮内でも高い人気を誇っています。里樹妃とは、先帝時代は嫁姑の関係でした。
▶“9歳のしゅうとめ”だった里樹妃 6話
▶阿多妃を母のように慕っていた里樹妃 11話
淑妃(しゅくひ):楼蘭妃(ロウランヒ)
阿多妃が去った後、入内して淑妃の座につきました。派手なメイクや衣装スタイルを好むようですが、口数が少なく、ミステリアスな存在です。
アニメ「薬屋のひとりごと」里樹妃は不幸体質?
里樹妃は、幼くして実母が他界しています。そして9歳で親元から離され、先帝に嫁ぎ、先帝の崩御後には出家しました、
その後、現皇帝の妃としてふたたび後宮へ入った里樹妃は、14歳という幼さゆえの未熟さから、知らず知らずのうちに侍女たちに蔑まれ、いじめられます。園遊会では、アレルギーに理解のない侍女たちに、アレルギーを引き起こす苦手な食べものにすり替えられたり、幼い里樹妃の知識不足を利用して公の場で恥をかかされたりしました。
しかし、いずれも本人はいじめられている自覚がなかったこともあり、侍女たちが自分の味方をしてくれていると勘違いしていました。
このように、里樹妃はまだ14歳にして、不遇な出来事を多々経験する波乱万丈な人生を送っています。
▶侍女にいじめられていた?里樹妃 7話
▶里樹妃が蜂蜜に怯える理由は? 10話
アニメ「薬屋のひとりごと」里樹妃と主人公・猫猫との関係は?
猫猫は玉葉妃の侍女のため、本来なら同じ上級妃として玉葉妃とライバル関係にある里樹妃とは、あまり接点がない立場です。
しかし、春の園遊会にて猫猫は里樹妃のアレルギーを見抜き、わざと里樹妃の嫌がる食材にすり替えた侍女へ暗に釘を刺して、里樹妃の命に関わるいじめをやめさせました。また、本来なら里樹妃が食べるはずだったお膳に、毒が入っていたことにも気づきました。
その後、後宮を取り締まる壬氏からの依頼もあり、猫猫が里樹妃暗殺未遂事件に関わることになります。
里樹妃と猫猫は、特別親しい間柄ではありません。しかし、春の園遊会以降は猫猫の捜査へ素直に応じるなど、里樹妃の猫猫への信頼が垣間見えます。
里樹妃と宦官・壬氏との関係は?
壬氏とは、上級妃と後宮を取り締まる宦官の関係です。里樹妃と壬氏とのあいだに特別な想いはなく、男女関係もありません。壬氏は後宮の秩序を乱さぬように、里樹妃含む妃たちの様子を見回り、問題があれば都度、対処をしています。里樹妃の暗殺未遂事件が浮上したときは、壬氏が信頼している猫猫に捜査を依頼しました。
まとめ
里樹妃は金剛宮に住む上級妃・四夫人の1人で、位は徳妃です。14歳と若く、まだ幼い言動が目立ちます。
幼くして母が他界したり、後宮に入るため9歳で親元から離されたり、侍女からいじめられたりと、不遇なことが多い妃です。また、一度目は先帝に嫁ぎ、二度目は現皇帝に嫁ぐといった、異例の経歴を持っています。
重要人物の1人である里樹妃が、後宮の陰謀に巻き込まれながらどのように成長していくのか、今後の活躍に期待しながら、放映を楽しみに待ちましょう。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
アニメ『薬屋のひとりごと』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 猫猫 | 猫猫の正義感が幼子を救う |
2 | 無愛想な薬師 | 媚薬の出来はバッチリ!? |
3 | 幽霊騒動 | 奇行の裏の真実に気づく猫猫 |
4 | 恫喝 | ガチギレ猫猫のマジビンタ! |
5 | 暗躍 | そばかすを落とした猫猫の顔 |
6 | 園遊会 | 「これ、毒です」猫猫が本領発揮 |
7 | 里帰り | 高順の前で素が出てしまう壬氏 |
8 | 麦稈 | 「一夜の対価」に壬氏、硬直 |
9 | 自殺か他殺か | 猫猫の死生観、壬氏の懊悩 |
10 | 蜂蜜 | 変態に追い詰められる猫猫 |
11 | 二つを一つに | 阿多妃の過去が明らかに |
12 | 宦官と妓女 | 猫猫、指先だけならお触りOK |
13 | 外廷勤務 | 官女とのドロドロバトル |
14 | 新しい淑妃 | 「女の園の秘術」を教授 |
15 | 膾 | 曲者な軍師・羅漢が来た! |
16 | 鉛 | 鍵の開かないタンスの謎 |
17 | 街歩き | 妓女の価値を下げる方法 |
18 | 羅漢 | 猫猫と羅漢の関係が明らかに |
19 | 偶然か必然か | 命を守るため、猫猫が走る |
20 | 曼荼羅華 | 壬氏が飲む薬の効果 |
21 | 身請け作戦 | 隙あらば嫉妬する壬氏 |
22 | 青い薔薇 | 羅漢の目に映る人々 |
23 | 鳳仙花と片喰 | 妓女・鳳仙と羅漢の悲恋 |
24 | 壬氏と猫猫 | 壬氏の頭突きを食らう猫猫 |
・無料でみられる「薬屋のひとりごと」エピソード・見逃し配信一覧