近年、国内でのサイバー攻撃が増加している一方で、ハッキングから情報データを守る「ホワイトハッカー」と呼ばれる職務を担う人材が不足している。現役ホワイトハッカーでFore-代表の田中悠斗さんに、仕事内容や収入などについて聞いた。
一般的な求人情報を調べると、プログラマーの平均年収が500万円、システムエンジニアが600万円、ネットワークエンジニアが650万円なのに対して、ホワイトハッカーは800〜1000万円で、能力によってはさらに上もあるという。
田中さんによると、「実際に『このハッキングに成功したら何億円』とかは普通にある。2桁億円稼いでいる人もいる」という。田中さんは防衛大卒業後、自衛隊に入隊して、情報戦略やサイバーセキュリティを専門とした。現在は政府機関や民間企業のセキュリティー監査をする会社の代表を務める。
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