「中終盤の力がまだまだ足りてないのかなと痛感した」としたが、七冠王とタイトル戦で対峙したからこそ知ることのできた距離感でもある。「今までは本譜みたいな雑な攻めでも何とかなることが多かったので、そういうところが出てしまった気がします。ちょっと考えてはいるので、改善していきたいと思います」と課題を口にしつつも、その視線は次なる戦いを見据えていた。

 シリーズを通して白熱の競り合いが繰り広げられたとあり、ファンからは敗れた増田八段への労いの声が続々。ABEMAのコメント欄には、「まっすーお疲れ様でした」「また挑戦者になってね、まっすー」「ハイレベルだった」「凄い終盤でした」「良い将棋だった」「ストレートとはいえ面白いシリーズだった」「まっすーの意地は見せてもらった。まだまだ強くなるよ」などの声が殺到していた。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【ハイライト】第50期 棋王戦コナミグループ杯 五番勝負第3局 藤井聡太棋王 対 増田康宏八段
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