一方で、トランプ関税の「25%」が話題になっているが、日本も高い関税をかけているものがある。条件によって異なるが、コメは204.3%、砂糖は35%、馬1頭400万円、こんにゃく芋40%がかかっている(財務省関税局/コメは政策研究大学院大学研究院 川崎研一教授による推計)となっている。
なぜ高い関税をかけるのか。大須賀氏は「あくまでその国の政府が守りたいと思う商品の関税が高い。日本の場合は、コメに代表される農産品がめちゃくちゃ高い。国内産業が全部壊されてしまうことを危惧している」と背景を語る。
代表格は今備蓄米放出で注目のコメ。国内では販売自由化となったが、米不足といえど海外からは簡単に入れさせない。革靴は30%か、1足4300円のうち高い方が課せられる。「イタリアの革靴が突出して高い。イタリアのブランド力と世界最高の品質、デザインに脅威を感じているから、『税金をいっぱいかけて売れないようにしてしまえ』という話だ。“イタリア”や“ミラノ”という名前だけでブランドになり、2〜3割高いのも納得してしまう」(大須賀氏)。
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