将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負が4月10日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で第1局2日目の対局が行われている。ABEMAの中継には、広瀬章人九段(38)が出演。解説の合間には、藤井名人がら直接出題されたという自作詰将棋のエピソードを披露した。
4月3日に行われた叡王戦五番勝負第1局で、現地大盤解説を担当した藤井名人と広瀬九段。両者は、3月30日に行われた詰将棋解答選手権チャンピオン戦に出場した共通点があり、解説会の控室はその話題で持ちきりだったようだ。同選手権はプロ・アマを問わず詰将棋の解答力ナンバーワンを決める大会で、藤井名人が全問正解の100点で通算6回目の優勝を飾ったことでも大きな話題に。なお、広瀬九段は63点で14位だった。
そんな控室では、なんと藤井名人が自作の詰将棋を出題したという。広瀬九段は、「藤井さん作で、未発表のものだそうです。一応解けたんですけど、当然ながら素晴らしい問題でした」と明かし、嬉しそうな表情を浮かべていた。藤井名人作の詰将棋は「20手くらいのものだった」といい、「何かに出題するためのものだったのでは?」と考察していた。
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