さらに藤井九段は、「藤井名人が後手の良さを活かした。先手の指した手にうまく対応し、“後出し”で良い形を作ることが狙いだったのでは。永瀬九段はうまく構想が立てられないままに後手十分の格好になってしまった。そこが恐ろしいほどに研究されていたと思う。序盤で少し不本意な流れになったのが、そのまま勝敗に出てしまった印象」と一局を総括していた。
シリーズは、開幕から3連勝を飾った藤井名人が防衛3連覇に“王手”。大熱戦が繰り広げられている今期の七番勝負は次戦が決着局となるのか、最強挑戦者の永瀬九段が一矢報いるのか。注目の第4局は5月17・18日、大分県宇佐市の「宇佐神宮」で指される。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





