現地で取材していた日本大学 国際関係学部 松本佐保教授は「多くの方が決まるのは3日目の金曜日なのではないかとおっしゃっていて、2日目だったとしても、一番最後(5回目)の投票なんじゃないかと。(午後の)1回目の投票の時間が終わっているので、『決まらなかったんだ…』と皆さん思っていて。そうしたら急に煙が出始めて何かみんなが『え〜』みたいな感じで大騒ぎになって」と語る。

 松本教授は「ローマ教皇とバチカン」についてのムック本を監修するなど宗教と国際政治の関係に詳しい専門家だ。

「イタリア人のパロリンさんという有力候補、(前教皇)フランシスコさんの時代のナンバー2がなったんじゃないかと皆思っていて。そうしたら、全く違う人の名前が呼ばれて。『誰それ?』みたいな感じで」

「でっかいモニターに煙突がずっとフォーカスされていた。そこにカモメが現れて、その後そのカモメのヒナが来た。やっぱり待っていると退屈してくる。そうすると、カモメのヒナに注目してホッコリなっていたら、急に煙が出始めて大騒ぎになった」(松本教授)

ローマ教皇とは“神の代理人”?
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