日翔志、荒篤山ともにさらに険しい表情となった立ち合いは3度目でようやく成立。苛立ちが抑えきれなかったのか、激しい張り手の応酬で白熱した攻防を展開した。「パチン!」と乾いた音が何度も館内に響くと客席もどよめく事態に。火花が散るような“バチバチ”の一番にABEMAのファンも恐々。「両者キレてて草」「きまずいわ」「めっちゃキレてる」「キレてるな」「こわいよお」との声が相次ぎ、張り手の応酬に対しても「喧嘩やん」「ビンタ合戦」「張られて怒ったな」など多くの反響を呼んだ。

 東西両横綱の誕生で期待を集めた今場所だったが、東の先輩横綱である豊昇龍(立浪)が五日目から休場。さらに西の新横綱である大の里(二所ノ関)は4つの金星を配給するなど、波乱が続いた。

 しかし、終わってみれば大の里を破って史上最年長での金星を手にした40歳の前頭四枚目・玉鷲(片男波)が自身3度目の殊勲賞も獲得。40歳8カ月での三賞受賞は、金星に続いて最年長記録となった。

 一方、琴勝峰が同じく殊勲賞、さらに敢闘賞のダブル受賞。いずれも新入幕で前頭十四枚目の草野(伊勢ヶ濱)と藤ノ川(伊勢ノ海)がともに敢闘賞を初受賞。草野は琴勝峰と優勝を争った前頭筆頭の安青錦(安治川)と技能賞も分け合った。

 波乱の中にあって、“新旧”実力派力士の奮闘がファンを沸かせた名古屋場所。大相撲九月場所は、9月14日(日)より東京・両国国技館にて熱戦の幕が上がる。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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2025年11月場所 千秋楽

更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

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