午後6時に立会人の森内俊之九段(54)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の永瀬九段はすぐに封じる意志を示して指し掛けとした。封じ手の考慮時間は2時間39分。
ABEMAで解説を務めた及川拓馬七段(38)は、「後手は攻めながら受けながらという“両刀使い”が求められる展開になりそう。現局面では、先手(永瀬九段)を持ちたい」とコメント。あすの再開後は、「進めばすぐに形勢に差が付いてしまうような重要な局面」になるといい、今後の展開からも目が離せなさそうだ。
激戦が見込まれる2日目の戦いで、先に抜け出すのはどちらか。第5局はあす27日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。持ち時間は各8時間の2日制。
【封じ手時点での残り持ち時間】
▲永瀬拓矢九段 4時間35分(消費3時間25分)
△藤井聡太王位 4時間4分(消費3時間56分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)




