1日目午後の長考合戦を経て、永瀬九段の封じ手開封から再開された対局2日目。やや苦しい時間が続いている藤井王位は、敵陣に強く踏み込む決断を下したが、中継で解説を務める飯島栄治八段(45)は「ここまで踏み込んだらただではすまないのでは…」と驚きを隠せない様子だった。
意表の応酬から予想外の進行になった第5局は、昼食休憩時点で永瀬九段がリード。このまま突き進んで連勝を飾るのか、防衛を決めたい藤井王位が逆転勝利を飾るのか、緊張感が漂う今後の展開から目が離せない。
持ち時間は各8時間の2日制。
【昼食の注文】
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲永瀬拓矢九段 2時間33分(消費5時間27分)
△藤井聡太王位 2時間43分(消費5時間17分)




