近藤誠一(最高位戦)さんが監督を辞めるとなった時、「次、誰なの?」みたいな話になって、そうしたら茅森さんが「私、やる」って言っていたので、最初はウソだと思っていました。ウソというか、そんなわけないだろうと。選手兼監督なんて、そんなことないだろうと思っていたのに、1週間くらいしたら「あれは決まりで」って。ビックリしました。
―仲間が監督になる。どういう気持ちか。
ちょっと、あまり想像ができないです。今までは、登板予定は希望こそ出すものの、決めるのは監督とスタッフさん。これからは「みんなで決めていこう」と話をしていたので、そういった意味で、その辺は不安があります。だけど、例えば(対戦相手の)この人が苦手とか、そういう意見は言いやすい状況にはなっているので、いいのかもしれない。ちょっと、やってみないと分からないですよね。
―登板を話し合って決めたい選手と、決めてほしい選手がいる。竹内さんはどちらか。
僕は決めてもらった方が楽かもしれないですね。初年度はわがままを言って1試合目にしか出てなかったんですが、さすがに2年目になって、それを押し通すわけにはいかない。なので、2戦目も出ないといけない。
―今期から試合数が増えた。出番も増えることになるか。
僕の麻雀スタイル的に、大きく勝つというよりはチームの試合数を消化することに長けていると思うんです。安定したポイントを持ち帰る。チームのポイントがプラスの時は率先して出ていきたいなと思いますし、マイナスの時は、もしかしたら他の人の方がいいかもしれないですね。トップを強く取れる選手が出るべきかもしれないです。
―去年のインタビューでは、個人目標として「+50ポイント」と述べていた。昨期は上振れしたのか。
上振れてます。絶対、上振れてます。
―今年も同じくらいの目標か。
今年は試合数が増えるので、100ポイント弱のプラスを1つの目標にしたいかなと思います。
―試合も率先して出るというよりは、ペースを守る感じか。
うちのチームは頼れる選手がいっぱいいますので、全部「俺が、俺が!」というわけにもいかないです。やはり思ったんですが、みんなで試合に出て勝ち取った優勝は最高でしたよ。だから誰かが飛び抜けて出るとかではなく、個人的にはバランスよく出て、それで勝てたら嬉しいですよね。
新Mリーガー、注目株は



