初の王将奪取に“王手”をかけた永瀬九段は、「(藤井王将を相手に)3勝出来たのは初めて。次局まで少し時間が空くので、引き続きしっかり準備したい」と話した。一方、藤井王将は「内容としては押されていることが多かったので、その点(カド番)はやむを得ない」とコメント。防衛には3連勝が必要となるが、「番勝負を長く続けられるように精一杯頑張りたい」と次戦を見据えていた。
この結果、5連覇を目指す藤井王将は窮地に追い込まれた。これまで七番勝負には19回登場しているが、3敗目を喫して“カド番”に立たされるのは自身初となる。現在、棋王戦五番勝負でも挑戦者の増田康宏八段(28)を相手に黒星発進している藤井王将。本局から中2日という過密日程で、2月21日には石川県金沢市での棋王戦第2局も控えている。
藤井王将は2023年度の八冠制覇後、翌年に叡王、2025年に王座のタイトルを失冠。いずれも伊藤匠二冠(叡王、王座、23)との五番勝負での敗戦だったが、2020年の王位戦以降、2日制の七番勝負で敗退したことは一度もない。充実著しい永瀬九段がタイトルを奪取するのか、藤井王将がここから3連勝で防衛を果たすのか。運命の第5局は3月8・9日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





