イランが経済制裁を受けている理由が「核開発」だ。イラン側は平和利用を主張するが交渉はまとまらず、去年6月、アメリカ軍はイランの核施設に対して地中貫通弾「バンカーバスター」などを使い攻撃した。

 去年6月18日に最高指導者ハメネイは「イランは脅威に直面しても降伏はしない。いかなる軍事介入も取り返しのつかない損害を引き起こす」と語った。ハメネイは地下壕に身を隠して指示を出していたとみられている。

 そもそもアメリカとイランはなぜ対立しているのか。1970年代、パーレビ国王時代までのイランは石油収入でアメリカから大量に武器を購入するなどして互いに仲の良い間柄だった。

 ところが1978年イラン革命が勃発。亡命中だったイスラム教・シーア派の指導者ホメイニ氏が帰還し、反米を掲げ政権を掌握。アメリカに逃れたパーレビ国王の身柄の引き渡しを求め、反米思想の学生がテヘランのアメリカ大使館を占拠。外交官などを人質に取り、400日以上立てこもった。この事件を機にアメリカはイランとの国交を断絶。アメリカはイランをテロ支援国家に指定。制裁を軸とした対立が40年以上、続いている。

「トランプ氏には国際法や同盟は関係ない」
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