舛添氏は「今回の攻撃目的はイランの核開発断念と現政権の転覆だ」と指摘する。

 今回の軍事作戦でアメリカ軍はイラン各地の核施設への攻撃も展開。再び核開発ができないよう徹底的に攻撃するとしている。CNNが入手し精査した映像によると、イランの諜報機関にあたる情報省の方角から煙が上がっているのが確認されたという。また、爆発は最高指導者ハメネイ師の事務所付近だったとの報道もある。

「ただ、イランも大国だからただやられっぱなしというわけにはいかないはずだ」(舛添氏)

 イランも報復を開始した。イラン革命防衛隊はイスラエルに向けてミサイル攻撃を行い、ペルシャ湾対岸に位置するバーレーンに駐留するアメリカ第5艦隊にもミサイル攻撃をした。さらにUAE、カタール、クウェートにあるアメリカ軍基地を攻撃した。

 これに対し世界の反応は、EUのフォン・デア・ライエン委員長が「すべての当事者に最大限の自制を求め、民間人を保護し、国際法を全面的に尊重するように呼び掛ける」、ノルウェーのアイデ外相が「中東で新たな大規模な戦争が起こるのではないかと深く懸念している」と語った。

「海軍を壊滅させ、地域内の代理テロ集団が同地域や世界全体に不安をもたらせないようにする。繰り返すが、イランは決して核兵器を持つことができない」(トランプ大統領)

 この戦火の煽りを受け日本国内にも影響が出ている。成田空港をドーハに向け飛び立ったカタール航空機が引き返す事態になり、日本政府もイランに滞在する日本人の国外退避を支援する方針を固めた。

最高指導者ハメネイ師が死亡
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