■辿り着いた「緩和ケア」の重要性

みとりを考えるタイミング
拡大する

 藤原院長の愛猫は、19歳で亡くなった。「当時は、獣医師は延命治療が仕事で、『死なせないことが正義』と思っていたが、それによって最期は苦しめた。呼吸不全を起こして、旅立つ姿を見て『これが動物にとって良いことなのか』と感じた」。

 緩和ケアについては「みとるまでの間、なるべく痛みを取り、苦しめないようにする。触れて震えていたり、しびれや冷たさが確認されたりすると、『これなら痛みが出るだろう』と判断する。人間も、足が冷たくなり、血流障害を起こしただけでも痛みが出る。なんとか最期まで苦しめずに緩和ケアを行い、最期をみとる」と説明する。

 大山院長は「最期の時にどうするか。家族内で意見が違うことも少なくない。元気なうちにではないが、話す時間を作っておくと、実際になった時には良いのではないか」と考える。

 タレントの山崎怜奈は、「仕事している時間は、一緒に過ごせない。長い目で見ると、なでられる時間はさほど多くない。なるべく甘えさせてあげて、誰がどう見ても幸せそうな時間を少しでも増やしてあげたい。そのために体重や排せつ、食事、飲む水の量など、人間が見られる部分で、健康状態を細かく管理して、終末期までめでてあげたい」との感想を述べた。

(『ABEMA Prime』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(5枚)