将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、棋聖、棋王、王将、23)に糸谷哲郎(37)が挑戦する第84期名人戦七番勝負が4月8日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で開幕する。
開幕を前日に控えた前夜祭、大きな拍手で迎えられた挑戦者の糸谷八段は、万感の思いを込めて自身のこれまでの歩みを「花」に例えた。
3年前、最高峰のA級からB級1組へ降級するという憂き目に遭った際、去り際の挨拶で自身の境遇を「一度散ってもまた咲く」と表現していたという糸谷八段。プロ入り20年目という大きな節目を迎えた今期は、それまでの自身の将棋観やプレースタイルを一度捨て去り、モデルチェンジを重ねて戦い抜いてきたことを明かした。
不屈の精神で這い上がってきた挑戦者は、椿山荘の盤上にどのような大輪の花を咲かせるのか




