「通報内容を『差し控える』は異例」元刑事が感じた“違和感”…周囲も父親に対し「普通ああいう状態でいられないのでは」 京都男児遺棄事件、逮捕までの一部始終

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 最初に不自然さを感じたのは行方不明から2日後の3月25日、京都府警が情報提供を求めて、顔写真を提供したときのことだ。

 失踪が分かった直後に父親が通報した内容について、記者に問われた警察は「差し控える」と答えていた。これに秋山氏は「通報内容を『差し控える』のは、私の経験上、異例だと感じる。もしかすると父親からの通報内容と、警察が把握する事実に、ズレがあった可能性も考えられる」と感じた。

 秋山氏によれば、警察はあらゆる可能性を視野に捜索を行っていたことは言うまでもないが、なかでも事件の可能性、特に父親が何らかの事情を知っているとして、当初から慎重に捜査を行っていた可能性もあるとみる。

 それを裏付けるかのように、市民からはこんな声を聞いた。「行方不明になった当日(3月23日)、市内中に警察車両や消防車両がこれまで見たこともない数で、何事が起きたのかと思った」(近隣住民)。

 失踪翌日には、結希さんの自宅がある周辺の地域では、焼却炉を開けて調べる捜査員や、警察犬での捜索も目撃されている。いずれも行方不明が公になる3月25日以前のことだ。

最初に取材をした時点で不自然さを抱いていた秋山氏
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