「通報内容を『差し控える』は異例」元刑事が感じた“違和感”…周囲も父親に対し「普通ああいう状態でいられないのでは」 京都男児遺棄事件、逮捕までの一部始終

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 しかし秋山氏から見ると、異様な光景に映った。2台の捜査車両が、自宅へ続く道をふさぐように停車しており、外部からの侵入はもちろん、家から外に容易に出られない状態で停められていたからだ。

「普通であれば、警察署の霊安室にご遺体があれば、南丹署に遺体があるから、署に来てもらい、確認するのが普通だ。本来の遺族であれば、捜査車両が家の前にずっと張り込みするのは絶対にありえない。普通は1人張り込みだが、これだけ大がかりにマスコミがいるから、どっちみちバレているから、だから堂々と張り込みをしている」

 「捜査員は帰るが、機動隊の車が交代で来る可能性はある」と秋山氏が言っていたように、日が暮れて家の中から捜査員が出てきた後は、今度は機動隊の車両が、また同じような体制でその場に居続けた。

 翌朝(4月15日)7時30分ごろ、再び自宅周辺を訪れると厳戒態勢となっていた。「被害者の遺族のところに、規制線を張ることはまずない」(秋山氏)。

 そして7時35分、自宅から捜査関係者の車両が出てきた。中に誰が乗っているのかは現場でうかがい知れなかったが、実際には父親が任意同行され、同時に家宅捜索が行われた。

 走り去る車両を見て、秋山氏は「すでにガサが済んでいるかも。逮捕状を執行する時は、家で執行する場合もある。とりあえず執行せずに、任意同行で署に連行し、取り調べをして署で執行する場合もある。取り調べを経て、自白があり、逮捕状を請求した場合、もうちょっと時間がかかる」と話していた。

 父親は亀岡署に入り、任意で事情を聞かれた。雨の中、報道も詰めかけていた。京都府警は、安達優季容疑者(37)を死体遺棄の疑いで逮捕した。日をまたいだ、4月16日未明のことだった。その後、南丹署に身柄を移されたとみられる。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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