円安×物価高で日本人留学生苦悩…海外での生活費抑えるための節約術

わたしとニュース
(4/4) 記事の先頭へ戻る

 また吉田さんのような正規留学生が、「奨学金が見つからない」状況にある理由を平良氏は「日本国内の大学に所属しながら行く交換留学などに対する支援は、比較的充実している。理由としては、支援したお金がUターンで日本にきちんと還元される、つまり『日本の大学から日本の企業に就職してくれそうな学生』に対しては、国や団体も支援をしやすいという背景があるため」だと明かした。

 JASSO(=日本学生支援機構)などが2020年度から正規留学生向けに返済不要の奨学金を出すなど、少しずつ改善の兆しはあるものの、恩恵を受けられる学生はまだまだ少ない状況だという。

「現在、正規留学生に向けた返済不要の奨学金は、主要なものを集めても1年間で採択されるのは全国でわずか350人~500人ほど。強い思いを持った学生たちが、非常に高い倍率の中で切磋琢磨している過酷な状況だ」

 さらに平良氏は、数少ない奨学金制度を探し出すこと自体の難易度についても指摘する。

「奨学金を出す団体がJASSOや政府、行政、国内外の大学など多種多様になっている。それぞれの団体が独自の媒体や形で発信しているため、検索サイトを活用したとしても、結果的に自分自身に合う奨学金を探し出すのは非常に難しい」

(『わたしとニュース』より)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(3枚)
このまま画像を見る
続きは広告を見た後にご覧いただけます
クリックして広告を見る