■薄れゆく記憶をつなぐために
お笑い芸人として向き合った北方領土。2025年3月、2人は羅臼国後展望塔から島を眺めていた。
「こうやって見ると近いですよね。そこにあるんだもんな」(阿部さん)
「あそこに日本人が住んでいたんだよ」(竹森さん)
「こんなに近いけど行けないっていうね…」(阿部さん)
「ねえ…」(竹森さん)
戦後80年、薄れゆく北方領土の記憶を、笑いと涙でつないでいく。
「今回の漫才でよく知ることができたので、子どもを連れてくればよかった」(女性客)
「社会科の授業で聞くよりは、ずっと分かりやすかった。子どもたちがこういう形でなじんでもらえるといいなと」(男性客)
1人でも多くの人に「関心」を持ってほしい。自分事として──。
「無関心になってはいけないということで、我々もこれからも考え続けていきましょう。竹森君、聞いている?」(阿部さん)
「あ、ごめん。聞いていなかった」(竹森さん)
「いや俺に無関心かい。もういいよ」(阿部さん)
「どうもありがとうございました」(2人)
※取材対象者の年齢は2025年7月放送当時
(北海道テレビ制作 テレメンタリー『不謹慎と言われても 漫才で伝える北方領土』より)

