再審法改正「検察のワンサイドをまともな方向に戻さないといけない」古舘伊知郎と冤罪被害者家族らの訴え

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 ひで子さんは「巖だけ助かればいいと思っていない。(検察は)即時抗告はやめていただきたい。法務省も人間として考えていただきたい」と力強く答えた。

 この日、冤罪被害者や、冤罪を訴える家族たちが顔をそろえた。大川原化工機事件の冤罪被害者、大川原正明氏は「いつまで拘留されるか分からないというのが続く。仲間が病気を発病した時に、それに対する保釈が下りない」との経験を語る。この事件では勾留中に元顧問・相嶋静夫さんに胃がんが見つかったが、繰り返し保釈を求めたが認められず、死亡した。

 また、福井中学生殺害事件の冤罪被害者、前川彰司氏は、「はっきり言って(事件発生から)この40年の時間は、一言でいうと空白」。再審が決定した日野町事件の故・阪原弘さんの長男である弘次さんは「父は死ぬべきではなかった。逮捕されるべきではなかった」。再審請求中である狭山事件の故・石川一雄さんの妻、早智子さんは「法務省が、政府が進めようとしている再審法では、絶対に冤罪者は救われない」と訴えた。

 古舘はトークで「この前、自民党の会合があったときに、(議員が)よくぞ言ってくれた。一貫してこの再審法の改正が骨抜きになっていることに怒っている」と話していた。4月6日に自民党本部で行われた会合についてだ。

政府側と自民党が異例の大バトル
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