■「ラップバトルのように時間制限を設けることは必要」
そもそも党首討論は、2000年からイギリスの制度をモデルに導入された。政治学者の内山融氏は「首相のリーダーシップを確立し、政党間で真の議論ができる政治を目指して始まった。それまでの利益誘導や派閥政治ではなく、ビジョンを戦わせる場として設計されたものだ」と解説した。
プロデューサーの若新雄純氏は、「リーダーの本音や信念があぶり出される場所であるべきだ。例えばラップバトルのように、建前を削ぎ落として、厳しい追及に対してどんな本音を返すかで国民が判断するような喧嘩の場であってもいい。場所もリングのような派手な設営にしてはどうか」と提案した。
これを受け、泉氏も「ラップバトルのように時間制限を設けることは必要だ。長く話す人が出てくるとリズムが崩れ、結局一人語りになってしまう。1分以内などのルールはつけたほうがいい」と応じ、リズム感のある議論の重要性に同意した。
■「政治決断」の場としての党首討論
